コーラ＆モルトはその名の通り、コーラとビールを組み合わせたカクテル飲料だ。この組み合わせはドイツでは「ディーゼル」として知られており、「Mixery」などプレミックス品も販売されている。アサヒビールのビアカクテル（発泡酒）はレッドアイに続いて2例目。
アサヒビールは本品を酒類市場への新しい価値観の提供と位置付けており、老舗らしからぬ攻めの姿勢が伺える。プレスリリースによると本品は「爽快なあじわい」と「のどごし」が同時に味わうことができるとしている。文言がなんとなくビール寄だ。
パッケージデザインには黒と銀のツートンカラーを採用。一見ゼロカロリーっぽくも見えるがそんなことはなく、カロリーは１缶あたり171kcal。２０～３０代をターゲットにしているためか、アルコール度数は３．５％とやや低めに抑える。
コーラのチューハイを想像して飲んでみたところ、思った以上のビール（モルト）感に圧倒される。ビールの風味が先行し、続いて甘さと若干のレモンが広がり、最後に苦みがやってくる。コーラの出番は最後まで回ってこなかった。
「爽快なあじわい」と「のどごし」は同時には味わえなかったが、市場創造を掲げるだけあって斬新な飲み口が楽しめる。４月から８月までの期間限定品なので、気になる方はお早めに。
ビアカクテルの新市場創出に向けて『アサヒ コーラ＆モルト』4月15日新発売！アサヒビール ニュースリリース（３月１０日）
