コーラ白書
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TOMO's COLA 試飲レポート

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吉祥寺のパンの朝市「パンイチ!」で、TOMO's COLAを飲んできた。

TOMO's COLAのコンセプトは「日本のクラフトコーラ」。本品を開発された方は和ハーブとスパイスがご専門で、日本でもっとスパイスの可能性を広げたいという想いからコーラを開発したという。本品にはクローブやオールスパイスなどの一般的なものに加え、柚子皮やヒバーチなど日本ローカルのスパイスがふんだんに取り入れられている。

TOMO's COLAは一部店舗やイベントを除き、コーラシロップ(原液)として販売されている。推奨はシロップと炭酸を1:4で混ぜるとのことだが、濃いめに作ってよりスパイス感を楽しむなど好みで調整が可能だ。お湯や牛乳など割材をかえても楽しめそうだ(もはやコーラじゃないけど)。

煮出した柑橘の風味がしっかりと効いた、やわらかな飲み口。しかしすぐにクローブをはじめ複数のスパイスのフレーバーが顔を出し、複雑な風味としっかりとしたボディ感が楽しめる。後味の爽やかな苦みはカフェインではなく柑橘類の皮に由来するのだろう。優しい余韻の中に、舌先に残る僅かなカプサイシンの刺激がアクセントになる。

南米では各家でスパイスを調合して薬膳酒をつくる文化があるそうだ。本品の開発者の「野望」は日本でスパイス系の裾野が広がり、カレーのように家庭でスパイス飲料が作られるようになることだという。TOMO's COLAはその第一歩なのだ。

Instagram クラフトともコーラ 開発者の方のインスタグラムサイト。「コーラはカレーの仲間です」は名言。飲めるお店はこちらをチェック。

posted at 07:51:54 on 2018-12-29 by NAKAMOTO Shinsuke

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