特集

コーラ缶 デザイン対談


中本晋輔 & 中橋一朗


デザイン一つでコーラの売れ行きは大きく変化する。 そのため各メーカーは少しずつ,そして時には大胆に缶のデザインを変更してきた。 今回の特集ではそのようなデザインの変更例を元に, コーラのデザインのあり方について熱く語り合った。
...つもりだったけど,ただの世間話みたいになってしまった(笑)
o Schweppes Cola
色彩感覚が映える日本の青缶。 世界的にも誇れる美しいデザインである。
o Calfornia Cola
プライベートブランドのコーラは力強いデザインのほうが有利である。 Coke の模倣は裏目に出ることが多い。
o Coke & PEPSI 500ml缶
Coke はその普遍性を武器にあらゆるものをデザインに取り込んでしまう。 PEPSI は若々しいセンスで対抗するが,なかなか及ばない。
o Jolt Cola
カフェイン2倍の退廃感をダークなイメージで盛り上げる Jolt Cola。 高揚感のある良いデザインである。
o RC Cola
さわやかなメタリック・ブルーは自信の表れであろう。 Cokeの代用品なら,赤い缶以外には考えられない。
o PEPSI COLA
ほとんど同じに見えるデザインでも, わずかなバランスの違いで随分違う印象を与えるものである。
o Coca-Cola light
主張を控え目にすることで,より大きな効果を上げる場合もある。 消費者の期待するイメージと合致させることが重要なのだ。
o BYG Cola
安定感のある構図の BYG SUPER COLA。 国産コーラ全盛期の生き残りだ。
o Coke
1997年初頭にアメリカでデザインを大幅刷新した Coca-Cola Classic。 味は変わっていないようなので大きな混乱はなかったようだ。
o おまけ
まとめのようなものを作ってみた。失敗したけど。

[4月号表紙]
コーラ月報4月号

Copyright (C) 1997-2014 Shinsuke Nakamoto, Ichiro Nakahashi.
当ウェブサイトに記載されている会社名・商品名などは、各社の登録商標、もしくは商標です