中本&なかはし 始めまして。私は珍しいドリンクファンの高校生です。 昨日バイト先のスーパーに行ったところ、店の事務所にコカ・コーラ社の新商品の見本が届いていました。一(はじめ)やクーといった特に何も珍しくないものの中に、なんとチェリーコークがあったんです。 私の住む地域は北海道の田舎です。北海道の田舎に見本が届く、ということはこれからチェリーコークが全国販売されるということではないでしょうか。 残念ながら見本は1本しか無く、試飲もできませんでした。ペットボトルではなく、500ミリボトル缶で、ロゴだけが描いてあるシンプルなデザインのボトルでした。写真も添付します。 発売日などの詳細が気になったので、グーグル等検索してみたのですが日本産に関する情報が一切無く、コカ・コーラ公式サイトを見てもリリース情報がありません。なぜ今頃20年前に一度日本で発売して以来、日本で売られる事が無かったチェリーコークが日本で販売されるのでしょう。 少しでも情報になれば、とメールさせていただきました。色々情報がわかり次第コーラ白書で紹介して欲しいです。 (軟体動物さん) ・・・どう見てもチェリーコークですねぇ。ボトル缶は今のところ日本限定の文化なので写真の品が国内で最近作られたチェリーコークであることは間違いなさそうですね。 国内でのチェリーコークの再販についてはプレスリリースもされておらず、当白書も軟体動物さんのメールで初めて知りました(写真の隣に写っている「一 金色棒茶」は既に発表されているのですけれど)。 ご指摘の通りチェリーコークは20年程前に一度撤退した経緯があります。ただ最近の世界的なフレーバーコーラの流れや、コカ・コーラが地域にあわせた製品に寛容になっていることから、再上陸も十分考えられると思います(発売されたとしても、米国よりチェリーの香りを押さえるなど工夫してくるかもしれません)。 個人的にはコーヒー味のコカ・コーラ「Coca-Cola BlaK」を発売して欲しいんですが。 このチェリーコークについては、今後の動向に注目していきたいと思います。貴重な情報有難うございました。 (コーラ白書 中本) 返信ありがとうございます。 日本でのチェリーコーク再上陸は二度とないかな、と思っていたので嬉しいです。チェリーコークやドクターペッパーのチェリー系の味は大好きで、日本産ドクターペッパーすら売ってない私の地域では輸入食品店で350ミリ缶を126円で買わなきゃならなかったので、スーパーで1本98円で買えるようになるのは、かなり嬉しいです。 日本産はなるべく日本人の口に合うように販売しそうですが、数年前のドリンクスマップのときもチェリーの味がウケなかったんで、どうせまたネットでまずいまずいって酷評されてすぐ無くなりそうですね。 コカ・コーラブラックは飲んでみたいです。コーラ+コーヒーって味が想像できないです。スパークリングカフェみたいな味は勘弁してほしいです・・。 私的にはバニラコークをまた売って欲しいなぁ。輸入食品店にもバニラコーク無いんです。あれ好きだったのに。 ブラックチェリーバニラコークは先月まで輸入食品店にあったけどもう売ってません。これは今まで飲んだことのない不思議な味で、感動しました(笑 (軟体動物さん) ◇ ◇ ◇ 高校生まで炭酸飲料が全く飲めなかった私がペプシ派になり(当時、コカ・コーラの炭酸はきつすぎて苦手でした)10年になりますが、非常に楽しく拝見させていただきました。 そういえば、コーラにまつわるちょっとした思い出がありまして、2002年の2月にトルコ〜ブルガリア〜ルーマニア〜ハンガリーと東欧旅行に行った際のことです。アエロフロート航空を利用しており、帰りの便で気づいたのですが機内でのドリンクサービスのコーラがペプシでした。 やたらごついロシア人スチュワーデスに「コーラ、プリーズ」と声をかけると「NO! PEPSI!!」と叱るような口調で訂正され、ペプシ缶を1つ、私の目の前にドン!と置いて行きました。まるごと1本くれるとは思わなかったのでうれしい驚きでしたが。 モスクワ→成田は10時間近くあり、食事も含めドリンクサービスは3回。2回目、ペプシ派の私はちょっとうれしかったのでまた(ペプシ)コーラを頼むことにしました。しかし、つい「コーラ、プリーズ」とペプシを付け忘れるとまたもや「NO! PEPSI!!(ドン!)」。 ちなみに3度目も同じ人がやって来て、、、狙っていたわけではありませんが「PEPSI!」と注意(?)されてしまいました。 ロシア国内ではペプシのシェアが高いのでしょうか? まさか他の国ではペプシのことを「(コークではなく)コーラ」と呼んでも怒られたりはしないとは思いますが。。(スチュワーデス怖かった・・・) (アサコさん) アエロフロートは一度乗ってみたい憧れ(?)の航空会社なのですが 現在ロシアでコカ・コーラとペプシの両方が手に入るようになりましたが、以前はペプシの独壇場でした。ペプシコの弁護士でもあるニクソン大統領のバックアップにより、1972年にペプシはソビエト政府と10年間の独占販売契約を結んでおり、コカ・コーラより10年以上もはやくロシアの市場に参入しています。近年コカ・コーラも追い上げているようですが、まだペプシの優勢は揺らいでいないようです。 おそらくその流れで、アエロフロートはペプシと契約しているのだと考えられます。 しかしペプシもコカ・コーラも「コーラ」なのですが、ロシアでも「コーラ=コカ・コーラ」の図式が成り立っているのは大変興味深いです。 (コーラ白書 中本) ◇ ◇ ◇ この度、私が購入した「PEPSI-COLA」のメッシュキャップのことを調べていたら、コーラ白書様のページに辿り着き大変興味深く読ませて頂きました。 (ブルデス男さん) ブログ楽しく拝見いたしました。(Used Clothingも奥が深いのですね・・・) PEPSI-Colaのロゴですが、PEPSIとColaの間の点が1つの「シングルドット」と呼ばれるタイプだと思います(それ以前の「ダブルドット」と区別するためこう呼ばれています)。1940年〜62年にかけて使われていたものです。 日本のペプシのサイトにロゴの変遷についてのページがあります。 (コーラ白書 中本) ◇ ◇ ◇ はじめまして。 ・・・(略)・・・「世界のウワサを検証する」と題し、巷で流れているウワサの真偽を調べる企画を予定しております。 その一つに「コカ・コーラにはコカインが使用されている」があります。 日本コカ・コーラに問い合わせたところ、創業時にコカインが使用された話も、現在コカの葉が使用されているという話も、すべて事実無根、創業以来コカインを使用したことはないとの回答でした。貴サイトではコカ・コーラをあらゆる角度から研究していますが、コカインの話についてはどのようにお考えでいますか? よろしければ、ウワサの真偽をどのように考えているのか、その理由はなんなのか、教えていただくことはできないでしょうか? (匿名さん) 現在のコカ・コーラにはコカインは当然入っていませんが、多くの研究書が創業当時のオリジナルにはコカの葉とコーラナッツが使用されていたと指摘しています。1886年当時はコカインはまだ禁止されていませんでした。 その後コカインが社会問題となったため、当時の社長エイサー・キャンドラーの指示で1900年頃コカインが除かれたと言われています。またコカ・コーラは現在でも脱コカイン処理をしたコカの葉をフレーバーの一部に使用しているといわれています。 日本コカ・コーラはCoca-Colaの名前の由来についてどのように説明するのか興味がありますね。 (コーラ白書 中本) ついに1月号を落としてしまいました。このご時世に忙しいというのは有り難いことだと思いますが、貧乏暇なしというのはどうですかね? 次号は2007年7月発行の予定です。(なかはしいちろう) |