Topics! Jul. 28, 1999
この夏世界的な大ブームを巻き起こし、日本でも公開前から話題騒然だった"STAR WARS EPISODE 1"。この映画と提携し、派手なプロモーションを展開中のPEPSIがこのほどキャンペーン第1弾 「STAR WARS ボトルキャップコレクション」の終了を宣言した。理由は「好評につき完売」とのこと。
このボトルキャップというのはペプシが昨年夏に500mlPETの景品として採用したペットボトルアクセサリーで、コミカルなPEPSI-MANのフィギュアと同社の巧みなキャンペーンとで常に高い人気を誇ってきた。今回はその第3弾で、フィギュアはペプシマンに代わって"STAR WARS EPISODE 1"の登場人物となっている。その数なんと過去最高の40種類！ やや調子に乗りすぎの感もあるが、コレクターにとってはたまらない企画である。
今回のボトルキャップ驚かされるのはフィギュアの完成度の高さであった。主役級キャラには全身像のほかに胸像バージョンも用意されているのだが、特にこの胸像バージョンは作りといい塗装といい、おまけで付いてくるものとは思えない程の完成度である（まぁ若干の色むらはあるが・・・）。これまでのボトルキャップのKnow-Howを生かしきったペプシならではの逸品である。
このボトルキャップは学生を中心に大ブレイクし、ペプシの売り上げ向上にかなりの貢献をしたらしい。しかし一部ではブームが白熱しすぎて、万引きやペプシを飲まずに捨てるといったビックリマンさながらの自体に発展してしまったのは残念である。大学の近くのスーパーなんか、監視カメラを設置して対応していたぞ。
今後ペプシはスペシャルボトルキャップ（アタリが出れば可動部分付きボトルキャップが貰えるというもの）一本に絞ってキャンペーンを続けるそうだが、気がかりなのは私の知っているなかでスペシャルボトルキャップに当った人がひとりもいないということである（7月20日現在）。ほんとにアタリ入ってるの、ペプシさん？
（中本）
