FILE.4 CAN SHOOTER
中本 晋輔
Packaging もうすぐクリスマスですが、皆さんどのように御過ごしでしょうか?学生の方は もう冬休みに入って、開放感に浸っている事でしょう。私も学生なのですが、う ちの大学は12月24日まで学生実験があります(泣)。「クリスマスイブの御予定 は?」等と聞かれても「濾過。」としかこたえられないのが悲しいですね(でも 私の友人でクリスマスイブに追試の奴がいる。それよりはマシかな)。いまいち テンションの上がらないまま、今月の珍品に参りましょう。今回取り上げるアイ テムはペプシの「CAN SHOOTER」です。

旧デザインのペプシ缶が懐かしいこの玩具、別に缶を飛ばすものではありませ ん。 缶の蓋を取ると穴が三つあいていまして、そこに付属のミニカーを差し込ん で後ろのボタンを押すと「すぽーん」とミニカーが飛び出す!っというだけのお もちゃなのです。なんて無意味な・・・。その上動力源はなんと輪ゴム!!この あたり、流石Made in Chinaですね。力技です。

Shooting でも射出機構に輪ゴムを使っているため、やはりというべきか出力がかなり貧弱 です。水平発射したところ、飛距離は約1m。廊下で走らせたところ走行距離は 約65センチ!よ、弱い。またミニカー自体がちゃっちくてタイヤのシャフトがグ ニャグニャなので、真っ直ぐ走ってくれません。さむいですね。そのうえ取って 付けられたようなおざなりなバーコードが寂しさをさらに助長してくれます。こ れでは子どもも喜ばんでしょう。

ミニカーの射出機としてはあまりに貧弱なこの玩具、梅田ロフトで購入する事が できます。缶(射出機)とミニカー3個で960円は妥当な線でしょう。テスト前な ど、気分転換に消しゴムなどを飛ばしてみるのも良いかもしれません。個人的に は別にペプシのデザインで無くても良かったと思うのですが・・・・。


[12月号表紙]
コーラ月報12月号

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