コカ・コーラとペプシコーラの飲料以外での対決を取り上げる「コークVSペプシ」。
第一回は９６年ウィンターバージョン缶での対決。
まずはコカ・コーラ。 伝統を重んじるコカ・コーラは当然の事ながらクリスマスバージョンで勝負。 優しそうなサンタクロースがコークをもって笑うという構図は毎年恒例で、 見ただけで「あぁクリスマスだなぁ」と思わず和んでしまう。 赤と緑の色使いもなかなか秀逸。 それに加えて今年は「サンタクロースが赤くなった理由」のエピソードを掲載、 普段コーラを飲まない人の間でも話に登るほど話題性は抜群。
対するペプシは伝統もクリスマスもなにするものぞのラディカルなデザイン。
銀色のバックにスノボするペプシマンがいかにもペプシらしいクールなイメージ
で、カッコ良すぎである。ペプシマンは今年Fighting Vipersでゲームデビュー
するなどペプシのイメージキャラとして大成功。現在は日本限定ながら彼がアメリカ
に上陸するのも時間の問題なのかもしれない。
ウィンター缶対決は、コークとペプシがお互いの特色をフルに出し合った優劣 つけがたいものであった。どちらが上かは意見が分かれるところだろうが、私個人 としてはコカ・コーラが話題性でやや優勢ではないかと思う。コカ・コーラが 例年のサンタのみのデザインなら確実にペプシの勝利だったのにね。
93年冬、日本でのサンタ缶 |
94年冬、カナダあたりでの冬缶 |