コークvsペプシ
その2 オフィシャルCD編


コークとペプシのコーラ外対決、二回目はキャンペーンソングCD編。 「味よりイメージ」と言われるコーラ界、両社とも強力な洗脳音楽での対決だ。

FOUNTAIN FAVOLITES まずコカ・コーラのCD「FOUNTAIN FAVOLITES」は, 1900年代前半のアメリカの歴代キャンペーンソングを集めたレトロな一品。 1907年の「We found that He`d Deen Drinking Coca Cola」から 1948年の「The Coca Cola Polka」まで全20曲が収録されている。 中にはコカ・コーラマーチやコカ・コーラワルツなどめったに聞けない曲も多く、 古き良きアメリカの雰囲気を満喫できるお奨めの逸品。 ちなみにFOUNTAINとはコカ・コーラ発売当初に使われていたカップベンダーみたいなものを指すらしい。 このCDは,ニューヨークの5番外沿いにあるコカ・コーラフラッグシップストア 「COCA COLA FIFTH AVENUE」他で約$20(だったと思う)で購入できる。

PEPSIMAN CD 対するペプシといえば、やっぱりシングル「PEPSIMAN」でしょう。 CMに使われていたので知っている人も多いはず。 ボーカルJAMES&GANGのテンションが妙に高くていい味出してる。 「ORIGINAL」「JUNGLE MIX」「TECHNO MIX」の全三曲で、すべて歌詞は「Pepsi man」のみ! 歌詞カードを書こうものなら「PEPSIMAN* *繰り返し」の一行になってしまう! (歌詞カードは付いていません、あしからず) ペプシのラディカルなイメージがそのまま反映された見事なキャンペーンソングといえる。 ただこれを聞いてペプシコーラよりペプシマンのの方が印象に残ってしまうのが、 ちょっと本末転倒ぎみか。 全国のレコードショップで手に入る。¥1000(税込み)。

CD対決は、キャンペーンソングとしての完成度の点で、コカ・コーラに軍配が上がりそうだ。 歴史の深さと 「あくまで主役はコーク自身だ」というCMに対する態度が結局決め手の差になったような印象を受けた。 ペプシも頑張っているんだけど、ペプシマン一辺倒でちょっと食傷気味。 巻き返しに期待したい。


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