コーラ白書
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OpenCola V1.0

よみ オープンコーラ
購入場所 米国内通販, U.S.A.
原産国 アメリカ
版権 OPENCOLA INC
製造元 OPENCOLA INC
販売元 OPENCOLA INC
バーコード
内容量 354
カロリー 160
購入価格
甘味料 高果糖液糖
分類 Regular
参照 Coca-Cola/Coca-Cola Classic(U.S.A.), Virgin Cola(イギリス)
キーワード
Web
入力日 2002-03-20 00:00:00
最終更新日 2007-08-19 20:44:40
私的感想

アメリカ西海岸より届いた世界初のオープンソースコーラ。シルバーに赤のワンポイントがお洒落だ。

オープンソース形式で開発中のグループウェア、OpenColaのプロモーション用に作られたコーラ。一部はThinkGeekでも販売された。

このコーラの最大の特徴は、なんといってもフォーミュラ(調合)がGPLで完全に公開されている点である。原料や設備さえ揃えば誰でもこのコーラを作ることができるし、それを自分の商品として販売することも自由。味に独自の改良を加え、さらにそれを公開することも許されている(逆に、公開を拒否することはできない)。

そしてもうひとつ特筆すべきは、その調合がCoca-Colaを摸していることである。もちろんCoca-Colaのフォーミュラは最高ランクの企業秘密であるが,かつてより書籍For God, Country, & Coca-Colaインターネットを通じて真偽不明の情報が出回っており、OpenColaもその中のひとつを元にしている。

肝心の味だが、結果からいうと「Coca-Colaに近いけど違う」というものだった。香りや味わいはなるほど近いものがあるのだが、あの独特のガツンとくる感覚がなくどこか物足りない(個人的な見解をいえば、Virgin Colaに似ているように思われた)。

ある意味肩透かしだが、単体で見ればかなり完成度の高いコーラであることは間違いない。残念ながら本家OpenColaのサイトからは情報が削除されてしまったようだが、今後の発展に期待したい。

(この項は中橋が担当した)

[2005.2.1追記] 「コカ・コーラは92年にトップシークレットとされてきたフォーミュラを突然公開し世間を驚かせた」という記述を削除した。現在のところ,そのような事実は確認できていない。何故そんな事を書いたのだろう・・・。

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