今回のリニューアルはフレーバーや甘味料など、基本フォーミュラまで踏み込んだ大掛かりなものだ。1月17日のニュースリリースによると「爽快感を高めるとともに、甘味料の配合を見直すことでよりキレのある後味」に仕上げたという。
ベースデザインは前バージョンのものを踏襲しつつ、エッジにゴールドを利かせて高級感を演出。新たなキャッチコピーを「KING OF ZERO」とし、5つのゼロ達成を訴求している。ただライバルであるコカコーラゼロの「3つのゼロ」と内容的には同じ(註1)で技術的な目新しさはない。
飲んでみて感じたのが、しっかりとした飲みごたえとフレーバーの強さ。以前のNEXに特徴的だったレモンの風味がなくなり、純粋にゼロコーラへとシフトした印象を受けた。キレは良いもののレモンフレーバがなくなったため、後味の甘味料感が目立つようになった。
ゼロコーラの進化の方向としては正しいのだろうが、個人的にはdiet PEPSI Twistの血筋が途絶えてしまったようで残念に感じた。そのうち慣れるかな・・・
(註1) コカコーラゼロのカロリー・保存料・合成香料に加え糖類と脂質もゼロとしているが、カロリーゼロ=糖類ゼロだし、元々ペプシコーラに脂質は入っていない。
「ペプシネックス」リニューアル 2013.1.17 ニュースリリースサントリー公式サイト。ペプシスペシャルの情報も。
商品情報 | Coca-Cola zero 公式ブランドサイト 「3つのゼロへの進化」の記載あり。