9月中旬に発売されたコーラチューハイ「FIBER 6000」。遅ればせながら飲んでみた。
FIBER6000はその名から想像される通り、難溶性デキストリンを6000mg配合したコーラチューハイだ。アサヒ飲料のトクホ炭酸飲料「FIBER 7500」と名前は似ているが、本品は特定保健用食品の認可は受けていない。パッケージは赤色をベースに黒と金を使い、流行のトクホコーラを連想させるデザインを採用している。甘味料にはアセスルファムKとスクラロースを使用し、糖類ゼロを達成。ただしアルコールのためカロリーは通常のコーラ並みの35kcal/100ml。
甘さ、フレーバーは控えめ。後味にアルコールと人工甘味料と難溶性デキストリンの風味が一気に押し寄せるていっぱいいっぱいになる。飲み進むと苦みが蓄積されてしまい、後味のマスキングがいかに重要かを思い知らさせる。
デキストリン様のご利益を見込めば飲めなくもないが、本品はトクホ非認可であり、そもそもチューハイに健康機能を期待するかは微妙なところ。とりあえず流行に乗ってみた感のコーラであった。
製造元の合同酒精のウェブサイトには本品は掲載されていない。ローソン限定という情報もあるが、同社のサイトにも掲載がなく、ちょっと不憫な感じがする。