コーラ白書
TOP四季報データベース缶コレ資料館殿堂検索ヘルプ
English
Topics!

Coca-Cola ZERO (日本) 試飲レポート

世界を席巻する黒いダイエットコーク、Coca-Cola zeroが6月4日日本上陸を果たした。早速飲んでみた。

Coca-Cola ZEROはフレーバーと刺激を強化したゼロカロリーコーラで、大人の男性をターゲットとした第三のコカコーラと位置づけられる。キャッチコピーは「日本の男よ、ためらうな」と「本当の味。なのにシャープな糖分ゼロ」。海外ではあまり例のない「シャープ」という単語を選んだところが興味深い。

グローバルでは黒とシルバーを用いたデザインのものが多い中、日本のZEROは漆黒をプロダクトカラーに採用。日本で先行採用されたミニマルなグラフィックと相まって、海外のZEROとはかなり違った印象を与える。国内でコカ・コーラブランドが3種類並ぶのはCaffeine Free Diet Cokeが発売された92年以来15年ぶりとなる(註1)

原材料表記は姉妹品No-Calorie Coca-Colaと全く同じだが、ZEROは後味によりフレーバーが強く残る印象を受けた。ボディ感もそれなりにあり、飲み応えのあるダイエットコーラに仕上がっている。ただ甘味料がアンバランスなのか独特の風味が残り、甘さが妙に尾を引く。炭酸も謳われているほど強くはなく、あまりシャープな印象は受けなかった。

男性がターゲットであれば甘味料にもう一工夫の余地があるように思える。リファレンスで飲んだ台湾のZEROのほうが、甘さが控えめで個人的には好みだった。

(註1)フレーバーコーラ(Cherry Coka等)を除く

参考

posted at 22:35:20 on 2007-06-07 by NAKAMOTO Shinsuke

コメント