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BLACKCANE COLA 試飲レポート
沖縄本島の北西に浮かぶ伊江島には、物産センターが直々に手がける地コーラが存在した。沖縄以外で殆ど存在を知られていないこの幻のコーラを入手したので、勇んで飲んでみた。
BLACKCANE COLAの特徴は素材に対するコダワリである。甘味料には砂糖に加え、沖縄名産の黒糖を贅沢に使用。またベースの水には伊江島の湧水を炭酸化して使うなど、島の素材を活用している。一昔前にアメリカで流行ったドラフトコーラに近いコンセプトである。
酸味のやや勝ったコーラで、炭酸やコーラフレーバーは弱め。後味に黒糖の重厚な味と香りが残るが、決してくどくなくサッパリとした飲み口である。黒糖が甘さだけでなくフレーバーとして効いているのが面白い。
本品は伊江島物産センターのオリジナルソーダ「イエソーダ・トリプルエックス」の一つで、姉妹品にWHITE SODAがある。伊江島と沖縄本島での店頭販売の他、物産展やネットでも入手可能だ。
一瞬その甘味料が名前の由来かと思ったが、黒糖は英語でBrown Suger (Lump)。ブラックケインが何であるかは結局分からずじまいである。
参考
posted at 22:52:29 on 2007-09-05
by NAKAMOTO Shinsuke
コメント
いつも楽しく拝読しております.
サトウキビのことをsugarcaneといいます.ニューオリンズのプランテーションに行ったときに,三角錐的な形状に砂糖を固めたものをsugarcaneと言っていた気がしますが,今となっては確かではありません.
caneは籐のことですが,サトウキビも籐のような繊維質なのでsugarcaneと呼ぶのでしょうね.ということで,黒糖のblack+サトウキビのcaneをあわせた造語でblackcaneということかと思いました.
おさる さん
情報ありがとうございます。
ナチュラル系のコーラには甘味料にCane Juiceを使ったものがありますので、Caneはサトウキビで間違いないですね。
この場合どちらかと言うとコーラの色+姉妹品のWhite Sodaとの対比でBlackとつけているような気もします。黒糖の黒も捨てがたいですが。
イエソーダ開発に携わったひとり、おとまつと申します。
この度はイエソーダXXXをご掲載いただきありがとうございます。
「沖縄伊江島の炭酸飲料」→「伊江ソーダ」→「言えそうだ」→「告白できる飲料」として開発した商品です。
コクハク=「黒」・「白」の意味も持たせ、
黒糖の「黒」、伊江島に咲き乱れるテッポウユリの「白」をコンセプトカラーに開発した関係上「Brown(Cane)Sugar」ではなく「Black Cane Cola」「White Soda」名づけました。
直訳するとクロキビコーラ?
しかしながら英語としては通じません。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ちなみに、「万能タレ」は伊江村生活研究会のお母様がたの手作りで、大変人気のあるタレです。
是非一度ご賞味くださいませ。
ちょっと気になりました。コーラ好きなので楽しく拝見してますが、今回の記事でblack cane が分からずじまいであるというのはいただけないです。それくらい調べればcaneからサトウキビで、その糖であるニュアンスくらいは推測できると思うのですが。
ちょっぴりがっかりです。次回期待してます。
おとまつ さん
開発者直々に書き込んで頂けるとは光栄です。イエソーダから告白の「黒」「白」までは全く思い至りませんでした。脱帽です。
日本はローカルコーラが少なく、オリジナリティの高いこのBlack Cane Colaは貴重な存在です。コーラ白書としても応援させていただきます。
ネクストワン さん
ご意見ありがとうございます。Black Caneという英語はないという意味で書いたつもりだったのですが、手厳しいですねぇ(笑)
ご期待に沿えるかは分かりませんが精進します。
沖縄に『地コーラ』があったなんて!
沖縄で生まれ育ち20年。
初めて知りました!!!
今度探して飲んでみます!!
サトウキビのことをsugarcaneといいます.ニューオリンズのプランテーションに行ったときに,三角錐的な形状に砂糖を固めたものをsugarcaneと言っていた気がしますが,今となっては確かではありません.
caneは籐のことですが,サトウキビも籐のような繊維質なのでsugarcaneと呼ぶのでしょうね.ということで,黒糖のblack+サトウキビのcaneをあわせた造語でblackcaneということかと思いました.