日本コカ・コーラは2月下旬に北京オリンピックの記念缶第一弾を発売した。この記念缶、Coca-Colaのロゴをエンボス加工するというこれまでにない仕様となっている。
注目すべきはボトルのロゴがエンボス加工されている点である。外見的にはやや分かり難いが、持ったときの凸凹感はかなり新鮮だ。
コカ・コーラは90年代、米国で表面加工した缶パッケージを試験発売したが、コスト面や自販機に対応できない等の問題から短期間で姿を消した(註1)。製罐技術が成熟し缶チューハイ「氷結」シリーズで実用化された日本で、コーラでもこのようなパッケージが増えると面白いのだけど。
(註1) 代表例は97年発売の”Contour Can” ボトルをイメージした形状は見事。