米PEPSIがこの春リリースした話題の限定ペプシ"PEPSI throwback"。早速飲んでみた。
最大の特徴はその甘味料で、昔のペプシと同じく天然の砂糖を100％使用している。近年はコストダウンのため殆どのコーラでコーンシロップ(果糖ブドウ糖液糖)が使用されており、砂糖をぜいたくに使ったコーラは珍しい。また特に記述はないが、フレーバーも昔のものに近いと言われる。
パッケージには1940年頃のシングルドットのロゴマークを採用。ダメージ加工のようなデザインがノスタルジックな印象を与える。北米では70年風のサイケデリックな感じのTVCFが放送されており、まさに先祖がえりという言葉がぴったりだ。
天然の砂糖を使用しているだけあって、味が非常にまろやか。フレーバーは間違いなくペプシのそれだが、酸味と炭酸が柔らかい上品なコーラに仕上がっている。ペプシと言えばコーンシロップのイメージが強いが、昔のものは案外こんな感じだったのかも。
最近PEPSICoは自然素材を使ったペプシの開発を本格化させている。昨年末にはメキシコで天然砂糖使用のPEPSI RETROを試験発売。またアメリカでは本品に続き、全ての原材料を天然由来とした"PEPSI natural"を発売する予定だという。今年のペプシから目が離せない。
参考
