5月17日に発売されたアサヒ飲料のドデカミンコーラを飲んでみた。
ドデカミンコーラはアサヒ飲料の人気エナジードリンク「ドデカミン」から派生したコーラ飲料だ。日本では珍しいエナジーコーラという位置付けで、ビタミンC・B6・カフェインを配合する。パッケージもドデカミンの泥デザインを踏襲しており、姉妹品といった印象を受ける。
しかしながらその原材料は大きく異なる。オリジナルのドデカミンがシトルリンやガラナ・ローヤルゼリーなど12種類の「元気成分」を配合しているのに対し、ドデカミンコーラは3種類のみ。そのうちの一つ、カフェインも配合量は10mg/100mlとコカ・コーラと変わらないレベルで。特筆するには当たらない。
ドデカミンとドデカミンコーラを飲み比べてみたところ、味は全くの別物だった。コーラには確かにエナジー飲料的な香りはあるものの、そのインパクトはドデカミンには遠く及ばない。一方でコーラとしてはフレーバーや酸味が弱く、飲みごたえに欠ける。結果として、薬臭いコーラになってしまっているように感じた。
アサヒ飲料はレッドブル社の「Red Bull Cola」をイメージしていたのだと思うが、、残念ながらあのレベルには遠く達していない。ドデカミンのブランドを冠するからには、オリジナルの良さをもっと引き継いでほしかった。