2011年下期の期間限定ペプシ「ペプシピンク」が11月8日に発売された。早速飲んでみた。
コンセプトの「冬のパーティーシーズンにふさわしい、華やかなピンクのコーラ」に相応しく、メタリックピンクに黄色のアクセントを配したデザインが目を引く。どこかサーカスを思わせるような、楽しげなグラフィックである。
液色はやや濁りのあるピンク色。これは2008年の「ペプシホワイト」で使われた白いコーラ技術の応用と思われる。ピンク色にはアントシアニン色素が使用されている。
蓋をあけると、いちごポッキーを思わせるような人工的なイチゴフレーバーが漂う。アタックのイチゴフレーバーと後味に乳酸飲料的なまろやかさが相まって、「いちごミルク」と呼ぶにふさわしいフレーバーを実現している。ただ酸味とのバランスが悪く、後味はややちぐはぐな印象。飲んだ後フレーバーがずっと残るのもマイナスだ。
パーティーシーズンにふさわしいと謳うだけあって、シラフで飲むのはやや辛い。テンションを上げてから一気に飲むのが正しい接し方だろう。