「コーラ=不健康」の構図は過去のものなのか?キリンビバレッジは史上初の特定保健用食品指定コーラ「キリンメッツコーラ」を発表、話題を呼んでいる。
また甘味料には糖類不使用。カロリーを抑えつつフレーバーと炭酸を強めた「ゼロ系コーラ」であるという。
プレスリリースによるとターゲットは30代以上の男性で、スナック菓子やハンバーガーなどのジャンクフードと一緒に飲まれることを想定しているという。パッケージの下の「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」というお母さん的メッセージが涙を誘う。
トクホは価格が高いイメージがあるが、本品は480mlで150円と通常炭酸飲料と同じレベルで販売する。
キリンビバレッジはキリンコーラを販売しているが、今回は敢えてフレーバー炭酸飲料ブランド「Mets(メッツ)」を使用。1979年から続くメッツの歴史でコーラが発売されるは初めてで、まさに異例尽くしの新製品と言える。
マーケティングから生まれた尖ったコーラだけに、市場の反応は未知数。ヘルシアスパークリングなど類似商品が既に存在する市場で、味と差別化が成功へのカギとなりそう。
発売日の4月24日が楽しみだ。
独立行政法人 国立安全・栄養研究所特定保健用食品のカテゴリ一覧。まだメッツコーラは登録されていない模様。