会社の同僚が地球の裏側からコカ・コーラを持って帰ってきてくれたので、飲み比べてみた。
今回試飲するのはブラジル・チリ・アルゼンチン・ペルーの4種類。4国ともパッケージは日本と同じ容量(350mlアルミ缶・500mlPET)が採用されている。
ブラジルのコカ・コーラは砂糖のしっかりとした甘さと強炭酸が特徴。酸味は少なく、しっかりとした飲みごたえがある。日本のものと少しフレーバーの感じが違って、どこかスパイシーな後味。少しレモンのような風味も残る。
チリのコカ・コーラで気になるのは、原材料表記。ほかの国にはない「コーラナッツ抽出物(EXTRA DE NOZ DE COLA)」が記載されているのだ。ブラジルのものとは対照的に甘さは強くなく、酸味が鋭い。フレーバーと炭酸が強く、華やかな印象を受ける。カロリーはブラジル品より5kcal高い154kcal/350ml。
アルゼンチンのPETボトルは持ちやすいグリップボトルを採用。カロリー106kcalは240mlでの計算のようだ。ほかのコカコーラと酸味の質が違い、ブドウのような後味が残る。フレーバーも弱めで、本当にコカ・コーラなのかちょっと不安になる。
ペルーはガラス瓶をそのままPETボトルにしたような形状のパッケージが特徴だ。カロリー表記は84kcal/200mlなので、ペルーのコップはアルゼンチンと比べて小さいのかもしれない。ライムではなくレモン系の酸味があり、甘さは強め。フレーバー・炭酸は弱く、後味に雑味が残る。舌触り(?)がほかの国のものと違う印象を受けた。
南米4ヶ国のコカ・コーラのパッケージや味の違いを比較できる、貴重な機会であった。Tさんありがとう!