早生が終わり、本格的なみかんシーズンを迎えるこの季節。近所のスーパーでコカ・コーラオレンジなるものを見つけたので、早速飲んでみた。
オレンジ+コーラの組み合わせは、コカ・コーラ(ドイツ)のMezzo MixやJonesのOrange Colaなどが有名。また日本コカ・コーラも2010年に期間限定で「Fanta Fun Mix」オレンジコーラを発売するなど、それほど珍しくはない。
グラフィックはセブンイレブン限定のCoca-Cola Lemonとよく似ているが、本品は複数のスーパーで販売されておりリテーラーの縛りはなさそう。またオリジナルのロゴ入りキャップの~Lemonに対してOrangeには汎用キャップが使われるなど、どこかやっつけ感が漂う。
オレンジのフレーバーが強く、酸味と相まって予想外のオレンジ感。コーラのフレーバーは弱いが、カフェインのおかげで飲みごたえがある。ただフレーバーがベタっとしており安っぽい印象を受ける。後味がくどいのもマイナスだ。コカ・コーラのクオリティを期待して飲むとガッカリするかも。
このコーラはどこからきて、このコーラは何者なのか。緻密なマーケティングで知られるコカ・コーラだけに、本品にも何か裏があるのかと勘繰ってしまう。味もコンセプトも、モヤモヤのたまるコーラである。