ペプシストロング　試飲レポート

ペプシストロングゼロの発売と同じ6月16日にサントリーの自動販売機でひっそり取扱いが始まったペプシストロング。早速飲んでみた。

ペプシストロングはサントリーが開発した日本限定のペプシコーラで、炭酸とカフェインを強化してあるのが特徴。ペプシストロングゼロと共に、ペプシ最強の刺激で究極の爽快感が楽しめる新ブランド「ペプシストロング」の一翼を担う。ストロングゼロとの違いは甘味料で、こちらはコーンシロップと砂糖を使用した有糖コーラだ。

サントリーはゼロカロリーの「PEPSI NEX ZERO」を軸としたマーケティングを展開しながらも、定期的に強刺激系のペプシコーラを発売してきた。炭酸を強化したPEPSI strong shot(2010)やPEPSI Refresh Shot(発売中)などの開発ノウハウが本品にも生かされていると考えられる。

カフェイン量は19ml/100mlで一般的なコーラの約２倍。これはPEPSI Refresh shotやPEPSI BIG(セブンイレブン限定)と同レベルだ。炭酸量についての定量的な情報は公開されていない。

一口飲んでみて、まず感じられるのが炭酸の刺激感。またカフェイン＋砂糖の組み合わせでしっかりとした飲みごたえが楽しめる。一方で刺激感重視のためかペプシのフレーバーが相対的に弱く、個人的には物足りなさを感じた。温くなると急激に刺激感が低下するので、炭酸が抜ける前に一気に飲んでしまいたい。

砂糖を使ったコーラはやはり美味しい。残念ながらサントリーの提案する「究極の爽快感」は実感できなかったが、古き良き有糖コーラのよさと刺激感を同時に楽しめる一品である。

なお500mlPETボトルの店頭発売は7月14日予定。

• 参考

強炭酸×強カフェインによる“ペプシ最強の刺激”で究極の爽快感が楽しめる「ペプシストロング」ブランド誕生「ペプシストロング ゼロ」「ペプシストロング」新発売　サントリー公式ニュースリリース

PEPSI STRONG SHOT 2010年に発売された初代強炭酸ペプシ。190ml缶。