Woody Noteとは文字通り木材系の香りを指し、樽の香りの残るウィスキーなどに用いられる。重厚なCopaibaの樹液とベチバをベースにペチョリやバジル・柚子を組み合わせたフレーバーは、ロンドンの気鋭Mixoligist・ALEX LAWRENCEが調合を担当している。
アタックは炭酸弱めのコカ・コーラといった感じだが、後から複雑な雑味が立ち上がる。僅かにピリピリする刺激や柑橘系の爽やかな余韻もあり、何度飲んでも芯が掴めない不思議なフレーバー。樽のような材木系の香りを期待していたので肩透かしを食らったが、ダークラムやウィスキーと混ぜると意外と生きてくるのかも。
今回の4種類のSingature Mixersで感じたのは、フレーバーコーラの奥行きの深さだ。様々なスパイスやフレーバーを組み合わせることで、まだまだコーラは進化する。そう確信させてくれるコーラ達だった。
https://www.cocacola.co.uk/signaturemixers/en/thecreators/alex_lawrence/