PEPSI FIRE & ICE 試飲レポート

PEPSI FIRE と　ICEは現在マレーシアとタイでのみ販売されている新コンセプトのペプシ。FIREは真っ赤なスパイスコーラ、ICEは青いミントコーラで、常にセットでプロモーションされているのが特徴だ。

FIREのキャッチコピーは「Cola on Fire(燃えるコーラ)」。ニッキの香りの中に微かにカプサイシン系の刺激があり、これが名前の由来と思われる。

ICEはペプシ初となるミントフレーバーのコーラ。ペプシブルーを上回る鮮やかな青色と、後に残るクールミントガムのようなスースー感が斬新だった。

両者に共通するのが、ひたすらに甘いこと。砂糖全開の甘さのため、それぞれの特徴が霞んでしまっている印象を受けた。この地域のコーラは全般的に甘いのだが、個人的にはもうすこしメリハリの効いた味にして欲しかった。

近年ペプシは新製品をまず東南アジアで限定発売するケースが多く、PEPSI Blue(註)やPEPSI Xなど様々コーラがこの地域で生まれた。この不思議な赤青コンビも、もしかしたら今年の夏あたりひょっこり日本にやってくるかもしれない。

(註)ノンフレーバー版。