コーク味のオレオか、オレオ味のコークか。シンガポールのFairPriceでOreo Coca-Colaを入手したので食べてみた。
Coca-Colaとモンデリーズ・インターナショナルは今年9月よりCoca-Cola Zeroとオレオのコラボレーションを開始している。一部地域で発売されたオレオ風味のコカ・コーラ「Coca-Cola Zero Sugar Oreo」はその完成度の高さで話題を呼んだが、本品はその逆バージョン。コカ・コーラ風味のオレオである。
オレオと言えば花輪の縁取りとロゴの入ったデザインのクッキーだが、本品ではその片側がコカ・コーラ専用仕様になっている。デザインはコカコーラロゴやボトルなど3種類。本品のために新しい型を起こしたオレオの気合が感じられる。
パッケージにはCoca-Cola Zero Oreoと同じ、オレオを積み重ねてコカ・コーラのボトルを表現したグラフィックを採用。1パックの中に三種類のオレオの個包装が9袋入っている。モンデリーズのインドネシア工場で生産され、シンガポール、タイ、香港に輸出されている。
シンガポールVivo CityのFairPriceではオレオ側は通路に本品の特設ブースを設置し、両社のロゴをハートで囲ったロゴでコラボレーションを大々的にアピールしていた。一方コカ・コーラはシンガポール新発売のJack Daniel & Coca-Colaを全面的に推しており、両社の熱量の差が少し切ない。
開けたときから漂うコーラの香り。クリームにしっかりフレーバーついていて、ほろ苦いオレオの風味のあとにコーラの風味が広がる。確かにコーラ風味なのだがこれがコカ・コーラかと言われると微妙で、Coca-Cola Zero Oreoの「これオレオじゃん!」ような驚きはなかった。
COCA-COLA® AND THE OREO® BRANDS BECOME “BESTIES”