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DyDo THE Cola 試飲レポート

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2026年3月2日に発売されたダイドーの新製品「DyDo THE Cola」を飲んでみた。

ダイドーは数年おきに自社コーラのポジションを変更している。過去には同社の強炭酸ブランド「Mistio」傘下に置いていたが、2023年にレトロ飲料ブランド「復刻堂」へ移管。そして今回3年ぶりのリニューアルで復刻堂から外れ「THE COLA」として独立した。興味深いのはダイドーが現在でもMistioと復刻堂のブランドを展開している点で、THE COLAには独自の販売戦略が必要という判断なのだろう。

今回のTHE COLAは従来のダイドーのコーラから大きな進化を遂げている。

パッケージにはダイドーのコーラとして初となる400ml PETボトルを採用。コーラ市場の小容量PETのニーズを満たしつつ、コカ・コーラより50ml多い絶妙な容量でお得感を演出する。グラフィックは赤をベースに、シズル感のあるコーラのイラストと筆記体の「Cola」が大きく配置されたまさにコーラの王道的デザイン。またダイドーのコーラとしては初となる糖(果糖ブドウ糖液糖)とアセスルファムのハイブリッド甘味料を採用し、100mlあたりのカロリーをコカ・コーラの半分以下の18kcalに抑えている点も見逃せない。近年のコーラのニーズを全部盛り込んだような一品だ。

Mistioを思わせる強い炭酸。酸味に品があり、従来のダイドーのコーラに見られたラムネのようなシャープな酸味とは一線を画す。コーラのフレーバーも一新され、カフェインと共に後半のしっかりと飲みごたえを演出している。甘さはやや控えめで飲みやすい。飲み進むと後味に人工甘味料の風味が残ってしまうのが個人的にはちょっと残念だった。

このTHE COLAには、コーラのスタンダードを再発明しようとするダイドーの意気込みが随所に感じられる。3月2日の自販機での先行発売に加え、5月以降は店舗でも販売を開始する予定という。自販機ビジネスの不振が伝えられる中、新定番を謳う本品がダイドーの救世主となるか、注目したい。

posted at 02:39:40 on 2026-03-05 by NAKAMOTO Shinsuke

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