コーラ白書
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アメリカで話題騒然"フライド・コーク

この秋アメリカで"フライド・コーク(Fried-Coke)"(註1)なる食べ物が登場、話題となっている。

この食べ物はダラス在住のコンピューターアナリストAbel Gonzales氏がテキサス州のState Fairで発表したもの。コカコーラのファウンテンシロップ(炭酸で割る前のシロップ)とストロベリーシロップ、それに苺を混ぜた生地をピンポン玉大の大きさにして揚げた、一口ドーナツのようなイメージの食べ物である。

このドーナツをカップに入れ、コカコーラシロップに絡めたのちシナモン・ホイップクリームと砂糖漬けのチェリーを載せて供される。1カップ$4.50と安くはないが24日間で3万5000個を売り上げるヒットとなり、同Fairの"most creative"フード賞まで受賞した。ちなみに最終選考に残ったのは「フライドマカロニチーズ」だった。

このフライドコークのブームはアメリカ南部に広がりつつある。ノースカロライナやアリゾナのState Fairでもこのレシピを真似た類似品が出店される予定だが、Gonzales氏は特許の出願等は考えていないという。

Gonzales氏は来年に向けて、低カロリーの「フライドダイエットコーク」を開発中だ。しかしコカコーラをダイエットコークに切り替えても「とてもとても甘い」のが悩みの種だとか。

ちなみにCoca-Cola社はTaxas State Fairのスポンサーである。

(註1)日本のニュースでは「フライドコーラ」と訳されているケースもあるが、コカコーラのシロップを使っていることから本文では「フライドコーク」とした。

参考

posted at 16:23:24 on 2006-10-29 by NAKAMOTO Shinsuke

コメント

銀鏡反応 (2006-11-04 13:32:43)

フライドコーク…美味しいのかな??少なくともコカコーラのシロップにからめてあるから、おなじみのコークの味がするんだろうけれど。