コーラ白書
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コーラの香りには子供の心をつかむ何かがあるのかもしれない。飴やガムの「コーラ味」(実際は香りだが)は定番だし、消しゴムなどの文房具にもコーラの香りをつけたものがあったりする。

この嗜好はアメリカでも変わらないようで、かの地にはコーラのフレーバーをつけた子供用リップスティックが存在する。今回はBonne Bell社のLip Smacker LiP Refreshment Collectionを紹介する。


Bonne Bell社は1973年創業のアメリカの子供向け化粧品メーカー。世界で初めて香りつきのリップグロスを開発したことで知られ、同社のリップスティック「LiP SMACKER」はプレティーン世代(12歳以下)の女子の定番アイテムとなっている。

LiP SMACKERは古くからコラボ商品を得意とし、1975年にはDr Pepperフレーバーのリップスティックを発売。2006年にコカ・コーラ社とグローバルパートナーシップを結び発売したのが本品である。

リップスティックのフレーバーは6種類。コカ・コーラ、コカ・コーラチェリー・スプライト・ファンタ(オレンジ・パイナップル・ストロベリー)と、すべてコカ・コーラの商品名がつけられている。

コカ・コーラのリップスティックは甘さの強い、お菓子のようなコーラフレーバー。それ意外は単なるフルーツフレーバーのような気もするが、そこはご愛嬌だ。専用のブリキ缶のデザインもポップで完成度が高い。

ペプシはないのかなと思っていたら、Bonne Bell社の競合であるLotta Luv社からPepsi Lip Balmが発売されていた。こんなところでもコーラ戦争は続いているようだ。