ペプシホワイトはヨーグルト風味のペプシコーラ。ヨーグルトといっても乳酸菌系の飲料ではなく、フレーバーのみを添加してあるようだ。着色料は使わず、乳化のみで名前のとおり真白なコーラに仕上げているのが面白い。冬季限定のペプシとしてはアメリカの「PEPSI Holiday Spice」があるが、国内では初の試みとなる。
パッケージには白を基調とし、ペプシグローブを水玉のようにあしった軽やかなグラフィックを採用。柔らかで特徴的な日本語のタイポグラフィがポップな印象を与える。ニュースリリースによると「空に舞う雪と炭酸」をイメージしたデザインだという。
ヨーグルト味といっても特有の重さはなくて、むしろ軽い飲み口のコーラである。ヨーグルトのフレーバーがペプシのそれと喧嘩することなく共存しているのにはちょっとした感動を覚えた。炭酸はやや弱めで、ぬるくなっても味が落ちにくいのも特徴。ちびちび飲みながら仕事をしていたら、いつのまにか空になっていた。
昨年の「アイスキューカンバー」やこの夏の「ブルーハワイ」等、意外な組み合わせをそれなりに高いレベルに仕上げてくるのが老舗サントリーの底力なのだろう。これからも美味しいサプライズを期待したい。
9月16日付のニュースリリース。もう今年は限定ペプシはないだろうと思ってノーマークでした・・・