ドイツが世界に誇る最強コーラ・afri cola。その海外輸出仕様がこれである。
独特のボトルのフォルムを踏襲しているものの、オリジナルや米国の物と比べると肩が丸くコンパクトになっている。これはおそらく輸送時の効率を高める目的があるのだろう。原材料名はドイツ語、英語を含む4ヶ国語で記載されていた。
ドイツのオリジナルは250mg/ℓという世界最高レベルのカフェイン濃度がウリだが、こちらはやや軟弱で150mg/ℓ。ちなみにJOLTで約 200mg/ℓ、Coca-Colaで約 120mg/ℓだからこの数字は飛びぬけて高いものではない。これはおそらく高い濃度のカフェインを含む食品を嫌う国に対する配慮と思われる。
アメリカのものと違い意外とさっぱりしており、甘さも控えめ。カフェインが比較的少ないため苦みがほとんどなく飲みやすかった。またコーラとしては珍しく、酸味料にリンゴ酸を使用しているのも特徴。リンゴ酸は刺激のある上品な酸味をもつ天然有機酸の一種で、これが独特の風味を醸し出しているようだ。非常に丁寧に作られた完成度の高いコーラで、慣れるとハマりそう。
99年1月よりこのコーラに関する権利は MINAG社に売却された。その結果afriはその命ともいえるカフェインと独特のボトルを失い、従業員をして「afri-colaは死んだ」と言わしめるほどであった。その後afri-colaは長く低迷し、06年に元のフォーミュレーションで復活を遂げる[afri-cola(ドイツ 06-)を参照]。