CAMPA COLA

インドで50年以上の歴史を持つローカルコーラ。バンガロール空港で購入。

CAMPA COLAのインドでの歴史は長く、古くは1970年代から販売されていた。1977年のコカ・コーラのインド撤退後はThambs upなどと共に国産炭酸飲料としてシェアを伸ばしたが、外資系コーラの再上陸と共に存在感が低下。一時は市場からほぼ姿を消したが、2022年にインド最大のグループ会社リライアンスに買収され復活を果たした。

今回の買収でブランドが一新。ブランドカラーは赤から紫に、またロゴもスペンサー調のものから独自フォントに変更された。ロゴの上には"CEREBRATING 50 YEARS"と表記され、インドでの長い歴史を訴求する。キャッチコピーは"REFRESH WITH THE GREAT INDIAN TASTE"。

製造はお隣スリランカのセイロンビバレッジが担当する。リライアンスは本品をコカ・コーラよりも低価を下げてシェアを取る戦略と言われ、製造コストを抑える狙いがあるのかもしれない。ちなみ空港での価格は結構割高だった。

甘さ、炭酸控えめのさっぱりしたコーラで、グレープのようなフルーティな酸味がある。後味はキレが良く、スイカのような風味が残る。フレーバーにクセがなく、それでいてしっかりとした飲みごたえがある。暑い夏に重宝しそうな、爽やかなコーラだった。