PEPSI Tarik

2005年にマレーシアで発売されたコーヒーフレーバーのPEPSI。

Tarikはマレー語・インドネシア語で「引く」という単語で、コーヒーや紅茶を混ぜるという意味に使われるらしい。コーヒーという単語を使わないあたりがいかにもPEPSIらしい。

デザインも一新され、ペプシブルーとコーヒーの黒と茶色をマーブルにした重厚感あるグラフィック。グローブの周りにはコーヒーの泡に見立てた縁取りがあるなど、かなり凝ったものになっている。

コーヒーの苦味や酸味はないものの、後味にコーヒーの香りが残り独特の風味を形成する。マレーシアのPEPSIらしくかなり甘いが、このフレーバーが単調さを打ち消してくれるせいで飲み進んでも飽きが来ない。コーヒー飴を思わせるどこか懐かしい味で、久々に試飲で325mlを空けてしまった。

コーヒーコーラとしては出色の出来で、タイなどでも姉妹品“PEPSI Latte”が展開されている。