Topics! Dec. 26, 1998
今年も様々な記念缶で我々を楽しませてくれたコカ・コーラ。その中でも毎年恒例のクリスマス缶とサッカーの祭典・仏ワールドカップ記念缶は世界中で発行され、それぞれの国で趣向を凝らしたものが発行された。今回はお隣、中国の両記念缶を紹介しよう。
まずはＷ杯記念缶。ロゴまわりのタームを取り除き、ロゴ左上にサッカーに関するキャッチを入れているのは世界共通のデザインである。「喝 可口可楽」は気合を感じるフレーズである。ただ日本やフランス、タイのものに比べて全体的にシンプルなのが特徴。フランスに行っていないぶん盛り上がりにも欠けたのかもしれない。ちなみにワールドカップは中国語で「世界杯」と大変分かりやすい。
そしてこちらがクリスマス缶。日本と同様絵を大きめに配しロゴを上から重ねる構図を採用している（写真では撮り難いのだ）。絵は電飾された大きなコカ・コーラの瓶に付けられら手紙をサンタが見ている、といったもので、画風からH. H. Sundblomの作品と推測される。日本の物と比べるとやや印刷が荒いが一昔前のものからすれば格段に綺麗になっており、近年の中国の缶印刷技術の進歩が窺える。全体的に雰囲気の良いレベルの高い記念缶だと思う。でも中身は砂糖水だけど（泣）。提供者のDr. Tokuokaに多謝。
それでは皆様、MERRY X'MAS and HAPPY NEW YEAR!!!
（中本）
