Topics! 2003/02/01
コカ・コーラのグラフィックがリニューアル? そう思わせるような斬新なデザインのコカ・コーラが1月末店頭に姿を見せた。
これまでの王冠とボトルをイメージした力強いものから一転、無駄を廃したシンプルなデザインは昔のコカ・コーラを彷彿せる。コンツールカーブ(註1)にはこれまでの白と銀に加え黄色を採用、幅も広がり存在感が出た。缶表面のシズルやカーブのバブルなど、細かいデザインも見逃せない。また日本ではしばらく消えていた「Coke」のロゴが控えめながら復活している。
このデザインが新しいグラフィックなのか単発の記念缶なのかは現時点では不明だが、コンツールカーブを強調したデザインのチェリーコークがアメリカでリリースしたことを考えると前者の可能性が高いように思える。近年コカ・コーラは世界的にグラフィックを統一する傾向にあるので、ダイエットコークのデザインも近々リニューアルされるかも知れない。
また3月からのキャンペーンについても明らかになった。今回は「Shop No Reasonグッズ」があたるというもので、シリアル番号によるネットでのインスタントウィン方式が採用されている。詳細については不明だが、今後公式HP(http://cocacola.jp)にて告知される予定らしい。
確認のためにコカ・コーラに問い合わせてみたところ「そのような情報はこちらにきておりません」といわれ(おいおい)、記念缶か新グラフィックなのかは確認できなかった。(その後販売店まで詳しく聞かれたので、もしかしたらフライング販売かも)今後の展開が楽しみだ。
(なかもと)
(註1) ロゴの下にあるうウニョウニョした曲線のこと。当初は白のみだったが、1987年に銀と白にグレードアップ。
(註2) 数年のスパンで使われるコカ・コーラの基本デザインを「グラフィック」と呼ぶらしい。2000年にリニューアルされたことは記憶に新しい。