アメリカの生んだコーラという飲み物は、政治やイデオロギーに関係なく受け入れられている。米国とは政治的距離の随分遠いシリアにも国産のコーラがあった。
独特のエンブレムで分かるように、ブランドはジンジャエールで有名なカナダ・ドライ。缶の表がアラビア語、裏面が英語表記になっている。その他の説明も全て二ヶ国語で書かれているのが印象的だ。
炭酸がきつく、チェリーのような独特の香りがある。甘さはそれほど強くなく、さっぱり系のコーラである。アスコルビン酸(ビタミンC)が入っているにもかかわらず酸味も薄く、ちょっと物足りない。雰囲気はレバノンのCoca-Colaに似ているので、これが中東のコーラの姿なのかもしれない。