DIET PEPSI（日本）

ペプシコインク・ジャパンが1992年に発売したDiet PEPSI。当時は「DIET」が大文字だった。

国内のダイエットペプシの歴史は長く、1975年頃には既に「カロリーが気になる人のコーラ」の謳い文句で発売されていた。その後甘味料がサッカリンからステビアへと替わり、92年にアスパルテーム版が発売された。［→缶の変遷］

ライバルの日本コカ・コーラがローカロリーコーラ「Coca-Cola light」（12kcal/100ml）を展開したため、長く国内唯一のダイエットコーラ（1kcal/100ml以下）の地位にあった。発売当初はCoca-Cola lightに対して「カロリー1/12」を謳った比較広告を展開、議論を呼んだ。

アスパルテーム独特の甘味の効いた典型的なダイエットコーラで、後味が少々くどい。PEPSIのアイデンティティである切れ味がなく、味に関してはあまり印象に残りにくいコーラであった。

1998年のサントリー提携とともに新缶に変更された。