| よみ | コカコーラ |
|---|---|
| 購入場所 | |
| 原産国 | アメリカ |
| 版権 | THE COCA-COLA COMPANY |
| 製造元 | (不明) |
| 販売元 | CCBC OF CALIFORNIA |
| バーコード | |
| 内容量 | 354 |
| カロリー | |
| 購入価格 | |
| 甘味料 | |
| 分類 |
Regular |
| 参照 | Coca-Cola(中国) |
| キーワード | ノーマル |
| Web | |
| 入力日 | 1999-08-29 00:00:00 |
| 最終更新日 | 2007-08-08 21:31:24 |
| 私的感想 |
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コカ・コーラは中華民国には1920年代に進出していたが、1949年の中華人民共和国創立時に政治的理由から撤退。1979年の米中和解を期に再上陸を果たすが、その初期のパッケージと言われるのが本品である。 販売が決定した当時、共産主義体制下で子会社(ボトラー)を設立させる事は困難であった。そこで同社は急遽カリフォルニアのボトラーに中国輸出専用Coca-Colaを製造させた。徹底した「一地域一ボトラー」主義を貫くコカ・コーラとしては異例の措置で、同社の商魂の逞しさを物語るエピソードのひとつである(現在は上海申美飲料など複数のボトラーと提携している)。 この缶はCOCA-COLA BOTTLING COMPANY OF CALIFORNIAが製造したもので、ちゃんと「FOR EXPORT ONLY(輸出専用)」の表記がある。当時中国では義務付けが無かったのか、内容に関する情報が一切書かれていない。赤と白だけのシンプルなデザインがなんともノスタルジックである。 またこの缶には当時開発されたばかりのステイオンタブが採用されている。現在でも中国の多くのボトラーがプルリングを採用している事を考えると、中国にとってはまさに革命的な飲料であったのではないだろうか。 今日の中国市場の成長は30年のブランクを微塵にも感じさせいほどで、2007年には日本を抜いて世界第4位のCoca-Cola消費国となった。 |