コーラ白書
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こんにちは 社会人中本です。

早いもので私がPhD持ちの営業というオーバースペックな職業に就いてから4ヶ月がたちました。出張が入るたびに現地のコンビニやスーパーでコーラのチェックを欠かさない毎日ですが、残念ながら今年も新作は少なそうです(←仕事しろよ)

その話はおいといて。会社に入るということはチームの一員になるということで、いままで拒んできたも受け入れなければいけません。私の場合それは携帯電話でした。同世代の98%が持っている中岩窟王のように所持を拒絶してきたわけですが、入社日に有無を言わさず支給されてしまいました。その上単身赴任になったためプライベートでも強制的に持たされてしまい、一気に2個に。充電器なんかも含めるともうすごい荷物です。

携帯を携帯するのはとても不本意なのですが、自分流にコーディネートしたら少しでも愛着が湧くかもしれない。という頭の悪い高校生のようなノリで今回は携帯電話のコーラコーディネートを企画してみました。題して「携帯コーラ化計画!」大丈夫か、社会人

オフィシャル携帯/フェイスカバー

コーラに限らず携帯を徹底的にコーディネートすると言う点では、じつは日本は欧州や東南アジアに一歩も二歩も遅れを取っています。海外の携帯、特にNokiaなどでは、ボディがコカ・コーラバージョンなんていうコーラ魂(謎)を揺さぶるモノがオフィシャルで販売されています。最近の例ではNOKIA 5110などで、これはGSM方式採用の世界中どこでもつかえる秀逸なコカ・コーラ携帯ですが、この「世界中」には日本は含まれていません

またこういったオフィシャルなコーラ携帯がない機種でも、ボタン側の外装、いわゆる「フェイスプレート」だけを購入して付け替えるといったラディカルな改造方もあります。この「顔面取替え」は主にNOKIA文化圏では非常にポピュラーで、東南アジアの(アンオフィシャルな)携帯ショップにいくと様々なフェイスプレートが並んでいます。中でもブランドイメージの高いコーラのものは人気があるらしく、ライセンスのある正規品からCがKになっているパチもんまでそろっているあたりは日本のストラップと同じノリです。日本にこの文化が定着しないのは、あるいは携帯の進化が早すぎるからかもしれません。

ストラップ

これに対して日本で大いに発展したのが携帯ストラップといえるでしょう。ストラップはフェイスプレートと違って機種を選ばないので、個性を演出するには最も手軽なアクセサリと言えます。なかには物凄い数のストラップをつけてどちらが本体なのか分からなくなっているような向きも見受けられますが、それも立派な個性です。一昔前に比べて落ち着いた感がありますが、今でも東急ハンズなどでは「ストラップコーナー」が幅を利かせています。

ストラップは携帯を携帯している限り毎日持ち歩くものなので、販促用グッズとしてはまさに願ったりかなったり。そのため宣伝に売上の半分以上をつぎ込んでいる業界〜コーラ〜などでは、プロモーション目的のストラップが盛んに作られています。またライセンス生産品やつづりが微妙に違うものなどを合わせると、かなりの数のコーラストラップが世に送り出されていることになります。携帯を手軽にコーラ化するには最適のアクセサリと言えるでしょう。

コーラの携帯ストラップは星の数ほどありますが、個人的に印象に残ったものをいくつかピックアップしました.

 

 

コカ・コーラ夏のチューブアクセケータイストラップ

一昨年の夏にコンビニ「SUNKUS」限定でオンパックされたキャンペーンアイテム。レッドとシルバーの2色で、ストラップの他にキーリングとブレスレットがある。

ロゴの入った布を透明チューブで巻くという、景品とは思えない手の込んだ作りで、実際これとほぼ同じものがモノコモサで580円で売られていたりする。即効売り切れになったため地図を片手に大阪中のサンクスを探し回った記憶がある^^

 

コカ・コーラ オリジナル携帯ストラップ (クリスマスバージョン)

昨年のクリスマスキャンペーンで1.5リットルボトルのおまけに付いてきた携帯ストラップ。サンタのトラックにポーラーベアと雪だるまのソリがくっついたいかにもクリスマスらしいデザインで、なかなかわかいい。[全体図]

つくりもなかなか丁寧で、ポーラーベアの抱えたコアコーラのボトルまで作りこまれている。クリスマス時期には是非つけてみたいストラップだ。

 

 

コカ・コーラブランド携帯ストラップ(オープナー付き) 

ゲームセンターで入手したコカ・コーラのライセンスアイテムで、製造元はセガプライズ。ストラップ自体はロゴの入ったビニール製で特徴はないものの、特筆すべきは横についているメタルアクセサリ。金属製でずっしりと重く、質感はなかなかのもの。

ボトルの下の部分はプルタブに差し込んでオープナーとして使用可能。

 

PEPUP 携帯ストラップ

上記と同様ゲーセンでゲットしたものだが、こっちは激しく腰砕け。まずつづりが「PEPUP」ぺぷぷ?赤と青のグローブがなかったら、ペプシのパチもんと気づくのすら難しかったかもしれない。

このストラップは蓋をはずすと小物入れとしても使える使用だが、このスペースに入るものといえばフリスクの粒くらいしかなく使い勝手は激しく微妙。てか知らない間に本体が外れて携帯に蓋だけがぶら下がっているという事態になりそう。

 

オリオン・ミニコーラ携帯ストラップ

携帯を持っていないにもかかわらず、思わず衝動買いしてしまったのが本品。なんと駄菓子メーカーの雄、オリオンのラムネ「ミニコーラ」ストラップなのだ。この手のストラップは抽プレになることが多いが、これは江坂のハンズで素で売られていた。

明らかにコカ・コーラのコピーながら一目でオリオンのミニコーラと分かるコンツールカーブとロゴデザインが魅力的。[拡大写真]

ネックストラップ

アクセサリ感の強いストラップに対して、より実用的と言えるのが「ネックストラップ」です。この首から下げるタイプのストラップはビジネスユースとしても一般的で、自社のロゴの入ったものを使用している営業さんを見かけることがあります。ちなみに私はまだもらっていませんが

ストラップに比べるとややマイナーなネックストラップですが、コーラデザインのものがいくつか確認されています。

 

Virgin Cola ネックストラップ

1999年夏のヴァージンコーラのサマーキャンペーン景品。当時どうしてもこれがほしくて毎日のようにヴァージンコーラを飲みまくったがまったくあたらず、結局オークションで購入した。

当時のキャンペーンキャッチ「Why Not?」とロゴの入った鮮やかなストラップと、Virgin Colaのミニ缶アクセサリがなかなかキュート[拡大図]。個人的にかなりお気に入りの一品。

 

コカ・コーラブランド ネックストラップ(ポーラーベア)

昔ゲーセンでゲットしたコカ・コーラのネックストラップ。協和商事の正規ライセンス品で、ピンク以外のバージョンもあり。手前に見えるのはゴム製のリングでここにペットボトルを引っ掛けられるようになっているが、500gを越えるものを首から下げるのは拷問に近いということを努々忘れてはいけない。

ストラップにポーラーベアが抱きついているのもポイントだが、顔が微妙

 

 

携帯アンテナ

携帯アクセサリブームの頃もうひとつ脚光を浴びたのが携帯アンテナです。元のアンテナを外して取り付けなければならないこの携帯アンテナはストラップより敷居の高いカスタマイズ方法ですが、取り替えたからといって受信感度が上がるわけではなく、単に電波に反応して癇に障る点滅をするだけです。その上改造扱いでメーカーの保証もなくなってしまうので、まさに踏んだり蹴ったりです。

コーラ系の携帯アンテナはいくつかありますが、ライセンスを受けたものは一つもありません。なんだかアンダーグラウンドな匂いのするグッズです。

 

コカ・コーラ 携帯アンテナ

以前「今月の珍品」で紹介したアイテム。ネタの焼き直しである。このアンテナと一緒にアンテナを取り付ける用の金属の雑な工具が同梱されている。

今となっては懐かしいデザイン。

 

PEPOS 携帯アンテナ

こちらは誰が見ても明らかなPEPSIのパチもんアンテナ。ロゴが逆な上につづりまで違うという徹底ぶりで、もう何がなんだか。ボトルも茶色いし。

対応機種の一番初めにあるのがドコモP201なあたりに時代を感じる。

詳しくは四季報2000年4月号参照

 

その他

上記の定番アイテム以外でもコーラデザインの携帯グッズがあります。興味深いのはこれらの「その他」アイテムの多くがPEPSIの販促またはプライズという点です。同社のチャレンジングスピリットには頭が下がる思いですが、裏を返せばアプリケーション的には流行らなかった、ということでもあります。

 

PEPSI 猿の惑星キャンペーン ゴールデングッズ「モバイルアンテナヘッド」

昨年夏のPEPSI猿の惑星キャンペーンでもっとも目立たなかった「Golden Goods」シリーズの一つ。このシリーズには他にサインペンやヨーヨーなどコレクション心を全くくすぐらないアイテムが目白押しで、その上1.5Lペットのオンパックということもあり、フルコンプした人は全国で10人くらいなんじゃないかと思う。

アンテナに差し込むタイプのアクセサリで、バリエーション5種類すべてが猿の司令官の生首タイプ。怖い。

 

PEPSI 携帯電話ハンズフリーセット

コーラ携帯グッズとしてはおそらく最大のアイテム。缶なのかに携帯を入れてイヤホンジャックを挿しておくと手を使わずに電話できるというやつで、運転中にはとても便利。と思ったら取説に「自動車などの運転中に使用しないでください」の警告が。いきなり株急落。

本体(缶じゃないほう)はイヤホンとマイク、クリップとプラグという構成で、マイク部分はペプシの500mlペットボトル型という芸の細かさ。このマイク部分だけで買ってしまった・・・。

・・・・てなわけで、これらコーラグッズでコーディネートすれば携帯の携帯が楽しくなること間違いなし。早速やってみましょう。

 

 

 

 

・・・・・ウザッ

 

というわけで、皆さんも携帯電話をコーラ風にアレンジしてみてはいかがでしょうか?いいことあるかもしれませんよ!? え、私のケータイのストラップ? そんなの召喚士タルタルAFストラップに決まってるじゃないですか。